STORY
PAPERBACK(文庫本)について
社名のペーパーバックとは文庫本のことです。
世界初の文庫本は、ドイツのレクラム文庫とされています。 日本ではこれを参考にして、戦後すぐに岩波文庫が刊行されました。しかしながら、当時の出版業界は高額な百科事典や文学全集が主な収益源。低価格の文庫本はビジネスとして成立しないばかりか、自らの商売の機会を奪ってしまう、極めて不合理な選択でした。 それでも、文庫本ができたのは戦後日本という特殊な背景があります。
岩波書店は、日本が戦争に負けたのは、軍事力のみならず文化も含めた国力の差であったと痛感しました。この焼野原から立ち直るためには、文化の力がいる。そのためには、世界の名著を誰もが安価に読めるようにしなければならない。そう考え文庫本を作ることを決意します。そこには、荒廃した祖国に文化の種を蒔くのだという志がありました。だから、岩波文庫のシンボルには、ミレーの「種を蒔く人」という絵が使われているのです。
MISSION
人の想いを、人に伝えたい
かつて出版社に勤めていたころ、お店のオープンの記事を書く機会が多くありました。
私はオーナーの夢を聞くことがなによりも好きで、ほんの小さな記事を書くために、オープン前のやや雑然とした店内で、日が暮れるまで何時間も話し合いをすることが良くありました。そうしたオーナーの想いは、コンテンツという形で世に出すことで人々の心にとまり、やがて芽を出して実を結んでいきます。もちろん、すべての想いが実ったわけではありませんが、そうして人の想いを世に問うお手伝いができたことは、いまも私の誇りとなっています。
あらゆる事業には、それを手掛ける人の想いが宿っています。
その想いは、コンテンツに変えてあげることで、世に広げることができます。そして、それらの種は人々の心の中で育ち、やがて大きな成果を実らせることができるでしょう。人が事業にかける想いを聞きたい。それを人に知らせたい。そして、その想いがこの世界で実を結ぶ姿を見たい。それが、この事業にこめた素直な気持ちです。
種を蒔く人でありたい。その願いが、この事務所の存在意義です。
PROFILE
当事務所について
屋号 | PAPERBACK |
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設立者 | 森川耕太 1973年9月22日生まれ 金沢大学 ドイツ語ドイツ文学科卒業 (卒論は「詩作における当事者性について」) |
略歴 | 1997年 株式会社金沢倶楽部に入社、企画営業を担当 1998年 新人ながら新生活向け企画の営業においてトップ成績に 2004年 大手クライアントなどを獲得しトップセールスに 2006年 月刊『金澤』の広告部門の責任者に就任 2007年 月刊『金澤』が隔月刊から月刊に。広告営業活動を指揮し前年280%を達成。金沢青年会議所入会 2009年 リーマンショックなどの混乱により、金沢青年会議所を途中退会 2020年 金沢倶楽部の会社都合により解雇される。同時に金沢倶楽部は業務停止し、倒産手続きへ。株式会社箔一に入社。広報関連業務に従事 2023年 コンテンツドリブン経営支援を目的に『PAPERBACK』を設立 |
事業目的 | ①企業コンテンツの研究と発信 ②コンテンツドリブン経営の支援 ③データマネジメントの導入支援 ④B2B営業における仕組みの構築 |
設立 | 2023年4月21日 |
所在地 | 石川県金沢市新保本3‐147‐3 TEL.076‐240‐1253 |
過去の仕事 | ・YEBISU 「金澤十景」連載企画・撮影ディレクション・コピーライト ・金沢駅前にぎわい協議会 「北陸カレー選手権」企画・実施 ・株式会社CCC 「LAWSON×TSUTAYAキャンペーン」企画 ・株式会社箔一 CM「創ってきたのは金沢の色」企画 ・会社案内 「HAKUICHI BRAND BOOK」企画・ライティング ・JR西日本 「東京日和」企画・取材・ライティング ・金沢科学技術専門学校キャンペーン 「感動がなければ勉強じゃない」企画・ライティング ・北國新聞企画広告 2019年への00の声 北國広告賞読者賞受賞 |