4|戦略広報導入のステップ
戦略広報を実現する3つのステップ
戦略広報は大きく3つの段階を経て導入をしていきます。
①理念の構造化 → ②物語化 → ③発信と改善
また、本文ではこれをより細かく8つのステップに分解して詳述します
① 理念の構造化
1. 企業理念の把握
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2. ビジョンの明確化
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3. 価値の発見
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② 物語化
4. ナラティブの構築
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5. ペルソナの設定
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③ 発信と改善
6. 情報発信の設計
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7. KPI設計
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8. 改善
① 理念の構造化
| ステップ | 内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 企業理念の構造としての把握 | 組織の意思決定を一本化するための基盤づくり。理念とは部分と全体の関係性であり、採用・商品開発・店舗設計・SNS発信など個別の活動が理念と接続する全体構造。50の質問で構造として理念を把握する。 |
| 2 | ビジョンの明確化 | 理念を輝かしい将来の姿として映像化する。企業理念が達成された末に見える理想の未来を描く。魅力的な夢でありながら実現できる計画があり、達成する意思と能力が伴うものとする。 |
| 3 | 社会から見た価値の発見 | 多くの人を味方にする社会的価値の表現。ビジョンが達成されたとき社会にどんな恩恵があるのか、価値を社会の側から問い直す。企業の夢が多くの人の夢へと変わる、パーパスの発見。 |
② 物語化
| ステップ | 内容 | |
|---|---|---|
| 4 | 物語(ナラティブ)の構築 | 思想や存在価値を消費者が理解できる形にする。理念と活動を接続し「なぜその行動をするのか」を社会と共有可能にする。事実そのものではなく、事実に与えられた意味を表現する。 |
| 5 | 顧客イメージの創出 | 物語に心を込め、施策に熱を与える重要プロセス。一貫した広報施策のためにペルソナを設計する。明確なペルソナを持つほうがビジョン達成へのスピードが上がる。 |
③ 発信と改善
| ステップ | 内容 | |
|---|---|---|
| 6 | 情報発信の設計 | 根性論ではない、続けるための戦術を策定。「ワンコンテンツ×マルチチャネル」のコンセプトで、一つの優れたコンテンツを様々なチャネルで配信しリーチを最大化する。 |
| 7 | 数値化、KPI設計 | 改善スピードを上げて成果に結びつける。広報活動を数値化し改善可能な状態に維持する。計測できるならマネジメントが可能となる。 |
| 8 | 改善・反省 | 経営との対話を通じて広報戦略を前進させる。戦略広報を経営会議のアジェンダとし、現場とマネジメントが対話することで相乗効果を生む。 |