広報を外注するという考え方

当事務所が提案していることの一つは、広報業務の外注化です。その背景を説明します。

不足する広報人材をどうするか

企業の情報発信の手法がメディアへの掲載から自社発信へと移り変わりました。それに伴い、広報業務の重要性が高まっています。大きなカギになるのは、自社コンテンツです。これはただ写真と文章があれば良いというわけではなく、戦略性や一貫性といった要素を満たしつつ、クオリティの高いコンテンツを、効率良く継続的に発信することが求められます。

しかしながら、ほとんどの中小企業には広報部がありません。当然、コンテンツ作りを体系的に学んだ専門人材もいないでしょう。結局は、若手社員が何らかの仕事と兼務でブログやSNSの担当になり、個人のモチベーションの中で従事することになります(個人所有のスマホで写真を撮ってるケースも多くあります)。しばしば、これらが過大な負担になっています。継続が難しくなるケースも少なくありません。

バックオフィスは中小企業の課題

なぜ広報部が設けられないのか?それは、間接部門をコストとみなすからでしょう。コストである以上、少しでも社員が少ないほうが良いのは当然です。特に中小企業にとって、バックオフィスの整備は大きな課題です。バックオフィスの比重は、おおむね社員の1割程度が適正だそうですが、数千人規模の大企業であれば、人事・財務・総務・法務・広報などそれぞれに専門人材をあてがうことができるでしょう。しかし中小企業の場合、少数のスタッフによる兼務とならざるを得ません。それを補うのが外注の活用です。

人事であれば社会保険労務士、財務であれば会計事務所、法務であれば弁護士事務所といった専門家が存在しています。これらは、中小企業の人材不足を補う意味でも貴重な存在です。しかし広報には、専門性をもった外注先がありません。それは、中小企業経営のなかで広報が重要視されてこなかったためでしょう。

現在はWEBやSNSが強い力を持つようになりました。戦略広報に取り組む企業とそうでない企業で、大きな差がつく時代になっています。広報はマーケティング関係だけでなく、社員の定着率やリクルーティングにも関わる極めて大きな問題です。

コストダウンにも貢献

広報も間接部門の一つですから、内製化することが基本です。しかし、広報の専門性を持った人材を雇うことは難しく、また常勤にしても実はそこまで仕事がないというケースもあります。

私たちが提供しているのは、月5万円程度から、使いたいときに使いたいだけ広報スタッフを雇えるサービスです。特にコンテンツ制作に強みを持ち、広報戦略の立案から実施まで、幅広く請け負っています。専門性を持ったスタッフが高いクオリティのコンテンツを提供するのみならず、コストダウンにも貢献できると考えています。

<関連記事>
サービスの一覧

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事
おすすめ記事
特集
  1. 丸投げ外注こそ価値を生む

  2. 人事部が担うブランディング

  3. 理由を知りたがるのは本能

  1. 登録されている記事はございません。
  1. 登録されている記事はございません。

よく読まれている記事

  1. 1

    情報発信は、生き残るための手段である

  2. 2

    丸投げ外注こそ価値を生む

  3. 3

    人事部が担うブランディング

カレンダー

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

関連記事